ドライブルーベリー
しわしわで潰れたドライブルーベリーは作りたくなかった。だからゆっくり糖漬けして、穏やかに乾燥。ふっくら丸い、そしてブルーベリーの味がしっかりするドライブルーベリーを作りました。
ドライブルーベリーとはどんな製品?
ブルーベリーはフレッシュ、冷凍、ドライと様々な形態で流通・販売されています。それぞれにメリット・デメリットがあります。ブルーベリーは柔らかく、傷みやすいフルーツです。冷蔵や冷凍が必要なく、常温で長期間保管でき、洗浄や解凍などの手間が無くそのままお召し上がり頂けるのがドライブルーベリーです。
特にワイルドブルーベリーは実が柔らかく、生鮮果実(フレッシュ)として流通ができず、産地以外で生鮮品を入手することはできません。日本でフレッシュブルーベリーとして出回っているものは栽培種(カルチベイト)になります。
フレッシュ・冷凍・ドライブルーベリーの特徴
ドライブルーベリー
冷凍果実を糖漬け後、乾燥したものです
- 賞味期限が長い(通常1-1.5年程度)
- 常温保管・物流が可能
- 菌数が少なく、そのまま喫食できる
フレッシュブルーベリー
収穫後、洗浄、異物除去などを経てそのままパックされたものです。
- 賞味期限が短い(数日から2週間程)
- パックの底で果実が潰れたり、一部の果実が熟しすぎてしまう
- 栄養価はもっとも高い
冷凍ブルーベリー
収穫後、洗浄、異物除去などを経て急速冷凍されたものです。
- 賞味期限が長い(通常2年程度)
- 冷凍保管・冷凍物流が必要
- 解凍の仕方によってはドリップする
- 生鮮と同程度の菌数があり、場合によっては加熱が必要な場合もある
どうしてOCGドライブルーベリーは丸くてぷっくりしているの?
ゆっくり穏やかに糖漬けして、低温でじっくり乾燥。だから丸くてふっくらとしたドライブルーベリーに仕上がります。
ブルーベリーは皮が比較的厚くて固く、果実の中の水分を糖と置換するのに非常に時間がかかります。通常は数十時間から数日程度漬け込みを行い、その後熱風乾燥して作られますが、どうしても縮んでしまします。OCGでは2週間以上という長い時間をかけてゆっくりと果実内の水分を糖と置換して、熱風乾燥しても縮まない製法で丸くてぷっくりしたドライブルーベリーをご提供しています。
加熱したシロップで数時間から数日煮込み、高温で一気に乾燥します。そのため縮んだり、しわしわになったりします。