data : FAOSTAT
世界のピスタチオ生産量トップ5はの順アメリカ、トルコ、イラン、中国、シリアとなります(FAO統計2020年分)。生産量トップのアメリカだけで世界の42%を、Top3の国で85%を、トップ5の国で98%を生産しています。2020年の統計データではイタリア、スペイン、ギリシャなどの南欧諸国のデータが欠落しており、これらの国は2018年のデータを元に推算して表示しています。
ピスタチオの作付面積は年々拡大を続けています。生産量についてですが、2015年は暖冬により充分な低温休眠ができず、その後の干ばつにより約半分の樹で実がならないなど壊滅的な不作となりました。
アメリカでピスタチオが商業的に栽培されているのはカリフォルニア州となります。州中央部のカーン郡、フレズノ郡、キングス郡、トゥーレアリ郡マデラ郡の作付面積が多く州の作付面積の92%を占めています。