ピスタチオ統計情報
ピスタチオの収穫統計、輸出入統計、生産情報などを記載しています。
世界のピスタチオ生産量
世界のピスタチオ生産量はアメリカ、イラン、トルコ、中国、シリア、マダガスカル、チュニジア、アフガニスタン、イラク、オーストラリアの順となります(FAO統計2022年分)。生産量Top3の国で63%を、トップ5の国で98%、トップ10の国で99.8%を生産しています。
ピスタチオ生産量推移
ピスタチオ:アメリカの統計
ピスタチオ:生産量推移
2015年は暖冬により充分な低温休眠ができず、その後の干ばつにより約半分の樹で実がならないなど壊滅的な不作となりました。
ピスタチオ:作付面積推移
作付面積は毎年少しずつ増えてきており、2021年には40万エーカーに達しました。
ピスタチオ:主要生産州と生産量(2022年)
ピスタチオ:主要生産州の郡別作付面積(2022年)
最新(2022年版)の農業統計で公開されている郡単位の作付面積をマッピングしました。
アメリカでピスタチオが商業的に栽培されているのはカリフォルニア州となります。州中央部のカーン郡、フレズノ郡、キングス郡、トゥーレアリ郡マデラ郡の作付面積が多く州の作付面積の93%を占めています。
ピスタチオ:アメリカからの主要輸出先と輸出量
ピスタチオ(殻むき)
ピスタチオ(殻付き)
これまでの主要輸出先が軒並み減少し、代わりにドイツ、日本、韓国などこれまで殻むきのクルミの主要輸出先が殻付きのクルミを購入するようになりました。日本は2022年には798トンでしたが、2023年には10,524トンに急増しています。