マンゴー統計情報
マンゴーの収穫統計、輸出入統計、生産情報などを記載しています。
世界のマンゴー生産量
FAOの統計ではマンゴー・マンゴスチン・グアバの合計で算出されています。世界のマンゴー・マンゴスチン・グアバ生産量のトップはインドで2,600万トン(世界全体の生産量の45%)と2位のインドネシアのほぼ6倍と圧倒的な生産量を誇ります(そのため上のマップからは除外しています)。トップ10はインド、インドネシア、中国、パキスタン、メキシコ、ブラジル、マラウイ共和国、バングラデシュ、ベトナム、タイの順となります(FAO統計2022年分)。トップ5の国の生産量は世界全体の67%、トップ10では世界全体の80%を生産しています。
マンゴー生産量推移
マンゴー・マンゴスチン・グアバの合計生産量の推移です。順調に生産量が伸び続けています。2011年には4,000万トンだった生産量は10年で6,000万トン近くにまで達しています。
マンゴー:日本の統計
マンゴー:日本主要生産地域・生産量推移
日本のマンゴー生産量は2019年には3,500トンでした。トップは沖縄の1,800トンで日本の全生産量の52%となっています。次いで宮崎、鹿児島、熊本、静岡となっています。北海道が2012年以降5位の生産量でしたが2018年から作付面積・生産量を大きく落としています。
2021年には5,600トンまで生産量が増えて2017年とほぼ同じレベルまで回復してきています。トップは沖縄の2,200トンで日本の全生産量の40%となっています。次いで宮崎、熊本、鹿児島、高知となっています。
マンゴー:日本の県別生産量(2021年)
トロピカルフルーツのマンゴーは平均気温の高い九州・沖縄がメインの産地となります。北海道では温泉や地熱、あるいは酪農ででる家畜の糞を利用したバイオガスの利用などコストを下げながら九州・沖縄の収穫が終わる冬季に収穫できるような工夫をしているところもあります。
マンゴー:沖縄県の市町村別作付面積
沖縄県で最もマンゴーの作付面積が大きいのが宮古島、次いで豊見城市(とみぐすく)、石垣島と続きます。沖縄全体で241ヘクタールとなります。

