SDGs
オレゴンチェリーグロワーズ(OCG)及び親会社のパシフィックコーストプロデューサー(PCP)はいずれも農家が所有する農協組合であり、環境に配慮した栽培・農業慣習を積極的に取り入れています。取組みに関する自主管理プログラムやその結果について積極的に公開しています。
SDGs / 持続可能な開発目標
SDGs は、2012 年 6 月にブラジルで開催された国連持続可能な開発会議(リオ+ 20)において、経済、環境、社会分野の 3 つの側面に統合的に対応するための目標として、2015 年の国連総会で採択された2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。
17のゴール・169のターゲットから構成され,地球上の「誰一人取り残さない(leave no one behind)」ことを誓っています。 SDGsは発展途上国のみならず,先進国自身が取り組むユニバーサル(普遍的)なもので、各国政府はそれぞれの国に特有の優先課題や強みを踏まえ、SDGs を自国の行動計画、政策やイニシアチブに移し換えることが期待されています。
オレゴンチェリーグロワーズでは以下の4つの項目で積極的な取組みを行っています。
取組みの詳細
PCP/OCGは人種・性別・宗教・文化による差別を禁止し、就業規則でも平等な取扱を定めています。また経営陣は特別な倫理規定を設け担当部署・従業員の教育を行っています。
本社のあるカリフォルニア州は法律で企業グループ内だけでなく、サプライチェーンの全ての関係者が人身売買・奴隷を労働力として採用することを禁止しています。弊社サプライヤーには定期的に人身売買・奴隷に関連した労働者を採用してないことを確認しております。
農家・契約農家に対しても持続可能な農業を実現するためのガイドラインを制定し、教育し、農作物を栽培・利用しています。例えば農機具・設備などで使用する化石燃料の量をモニタリング、目標を定めて削減したり、灌漑用水を散布から滴下へ変更することで地下水の利用量を減らしたりしています。
農家・契約農家に対しても持続可能な農業を実現するためのガイドラインを制定し、教育し、農作物を栽培・利用しています。例えば農機具・設備などで使用する化石燃料の量をモニタリング、目標を定めて削減したり、灌漑用水を散布から滴下へ変更することで地下水の利用量を減らしたりしています。また2020年9月にはウォルマートやイオンなど世界の大手小売業者等10社がそれぞれ20社のサプライヤーとともに2030年までに食品廃棄物の半減に取り組む「10×20×30」イニシアチブを立ち上げました。弊社(Pacific Coast Producers)もサプライヤーとしてこのイニシアチブに参加・取り組んでいます。
ワイルドブルーベリーが自生するアメリカ・カナダ北東部ではIntegrated Crop Management (ICP)やIntegrated Pest Management (IPM)といった手法を用い、使用する化学物質(肥料や農薬)の量を最小限にとどめ環境に負荷をできるだけ与えないような努力をしています。
Pacific Coast Producersでは工場から出る排水を適切に処理し、その処理水を遊休農地で牧草を栽培する際に灌漑用水として使用しています。干魃が続くカリフォルニア州でくみ上げる地下水の量を減らすために目標を定めています。