北米ワイルドブルーベリー協会主催のレセプションが開催されました

ワイルドブルーベリービュッフェレセプションメニューワイルドブルーベリーをご存じですか?

太古の昔、北米大陸の北東部は氷河に覆われていました。氷河は気の遠くなるような年月をかけて大地を削りながら流動し、大陸から去った後には硬い岩と砂利の積もった荒野だけを残しました。この不毛な地に生き残ることができたのは、ほんのわずかな植物のみ。そのひとつがワイルドブルーベリーです。

それから数千年。北米には今なお、ワイルドブルーベリーが野生のままに自生しています。人の手が加わることを厳しく律したファーマーたちによって、大切に守り抜かれた野生種です。(以上北米ワイルドブルーベリー協会パンフレットより転載)

 

北米ワイルドブルーベリー協会は毎年秋に日本でワイルドブルーベリーの認知度を高めたり、輸入/販売者の知識を高めるためにイベントを開催しています。

 

今年は10月20日(金)にカナダ大使館において北米ワイルドブルーベリー協会主催の「ワイルドブルーベリー ビュッフェ レセプション」が開催されました。カナダ大使館一等書記官Nathan Funk氏の開会の挨拶の後、ワイルドブルーベリーを使った12種類のメニューが振る舞われました。

 

その後ワイルドブルーベリーとはどんなフルーツなのか、ワイルドブルーベリーの収穫や近況の報告がありました。今年は例年よりも甘い果実が多く、品質的には非常に良いみたいです。

 

また食品機能学、栄養生化学を研究されている中部大学の津田教授(応用生物学)による健康効果の発表では、これまで「アントシアニン」だけに注目して健康効果が研究されていましたが、実際にはアントシアニンが消化・吸収・分解され多様な代謝物ができて、これらが体内に長くとどまり様々な働きをしていることが紹介されました。これまで発見されている健康効果だけでなく子供がワイルドブルーベリーを摂取すると記憶力が良くなり集中力が高まるなど新たな効果にについてもわかってくることが期待されています。

 

レセプションでふるまわれた12種類のメニューからその一部をご紹介いたします。

前菜盛り合わせ

 

ワイルドブルーベリーを使った前菜盛り合わせ

 

前菜盛り合わせ:ブルーチーズムースのブリーニ ワイルドブルーベリーディップ添え、カナダ産フォアグラのプティタルト ワイルドブルーベリージュレと、ホタテ貝のトルティーヤ ワイルドブルーベリークリームチーズ、カナダ産スモークサーモンとペッパーワイルドブルーベリーのトースト パニーニ風、カナダ産鴨の蜂蜜焼き ペッパーワイルドブルーベリー添え

 

サラダとスープ

冷製ワイルドブルーベリーのミントスープ

 

冷製ワイルドブルーベリーのミントスープ(上写真)とワイルドブルーベリー柑橘ハニーヴィネグレットドレッシングのサラダ

 

メイン

メインはチキンブレストの低温ロースト ワイルドブルーベリーオニオンチャツネ添え

さらに、メインはチキンブレストの低温ロースト ワイルドブルーベリーオニオンチャツネ添え(上写真)を含め全部で6品提供されました。

 

デザート

ワイルドブルーベリーのパンプディング 塩キャラメルソース

ワイルドブルーベリーのパンプディング 塩キャラメルソース(上写真)

 

ワイルドブルーベリーのチーズケーキ

そして定番のワイルドブルーベリーのチーズケーキ(上写真)が提供されました。

 

最後に弊社のドライワイルドブルーベリーを使用したワイルドブルーベリースコーンとワイルドブルーベリー羊羹がお土産として皆様に配布されました。

 

これまでブルーベリーといえばジャムやシロップそしてマフィン、スコーン、チーズケーキやそのままヨーグルトに入れるなどデザート・スィーツの分野が主でしたが、ドレッシングや肉・魚介類のソースや付け合わせ、スープなど食事のあらゆるメニューに使うことができる万能性と、爽やかな酸味と鮮やかな藍色がもたらす風味や見た目への効果など「食材」としてもすばらしい価値があることを新発見できたイベントとなりました。

 

オレゴンチェリーグロワーズはドライワイルドブルーベリーのパイオニアとして、そして最初に日本へ輸出を開始したメーカーとしてこれからも日本市場向けに新製品やマーケットの期待に応える商品開発・サービスの提供に努めてまいります。