マラスキーノチェリー
パフェやカクテルなどに飾りとして載せられる赤や緑など着色されたチェリーです。元々はマラスカ種のチェリーをそのチェリーから作られるリキュール(マラスキーノ酒)に漬け込んだものでしたが、もともと野生マラスカ種の生産量は限られており、庶民には高嶺の花でした。1920年代にオレゴン州立大学(OSU)のアーネスト・ウィーガンド教授がカルシウム塩と亜硫酸塩に漬け込みチェリーを長期保管する方法を開発し、以降つけ込んだチェリーから亜硫酸塩を除き、糖漬け・着色したチェリーをマラスキーノチェリーと呼ぶようになりました。
マラスキーノチェリーとは?
パフェやカクテルなどに飾りとして載せられる赤や緑など着色されたチェリーです。元々はマラスカ種のチェリーをそのチェリーから作られるリキュール(マラスキーノ酒)に漬け込んだものでしたが、もともと野生マラスカ種の生産量は限られており、庶民には高嶺の花でした。
1920年代にオレゴン州立大学(OSU)のアーネスト・ウィーガンド教授がカルシウム塩と亜硫酸塩に漬け込みチェリーを長期保管する方法を開発し、以降つけ込んだチェリーから亜硫酸塩を除き、糖漬け・着色したチェリーをマラスキーノチェリーと呼ぶようになりました。
カクテルの女王のエスコート役
カクテルの女王とも呼ばれる「マンハッタン」。ニューヨークのマンハッタンに沈む夕日をイメージして作られたこのウィスキーベースのカクテルにはチェリーが添えられます。
チェリーを入れるようになったのは、パーティーなどでトレイに様々なカクテルが運ばれてくるようなシーンでは、チェリーが入っているカクテルは甘口、オリーブが入っているのは辛口と見た目で判るようにするためですが、マンハッタンに沈む夕日にも見立てられるチェリーは欠かせない脇役として今でもカクテルに添えられています。
マラスキーノチェリーの作り方
オレゴンではチェリーは6月中旬から7月下旬にかけて収穫されます。オレゴンのチェリーは大粒で柔らかいのが特徴です。日本でも夏になるとアメリカンチェリーとして輸入販売されています。その一方でマラスキーノチェリーや缶詰・瓶詰などの加工品は市場の需要に応じて生産されることが求められます。特にマラスキーノチェリーでは皮はある程度食感を固めにしてカクテルの中でしわしわにならず、丸くふっくら見えるような加工も求められます。
これらを満たすためにチェリーは収穫直後に、カルシウム塩と亜硫酸塩などからなるBrine Solution(ブライン液)に漬け込むことで食感の改良をしながら、長期保存ができる状態で保管されます。
ブライン液から取り出し、亜硫酸塩を除去してから糖液や着色料などに漬け込み味を調えます。そして瓶詰や缶詰にされて出荷されます。
オレゴンチェリーグロワーズでは年間約2万トンのチェリーをブライン液につけ込み、マラスキーノやアイスクリーム用の加工チェリー製品として製造しています。
製品のご紹介
合成着色料を使用せず、果汁と野菜ジュースで色をつけ、フェアトレードの砂糖を用いたよりナチュラルでプレミアムなマラスキーノチェリーです。日本への輸入・販売が可能です
マラスキーノチェリー・レッド
ナチュラル(レッド)タイプ製品は摘みたてのナポレオンチェリーの鮮やかな赤色を再現しました。
枝を残したまま種を取っていますので、ジェラートやアイスクリーム、焼き菓子、カクテルなどのトッピングとして見た目の華やかさと風味を与えます。
原材料 | チェリー、砂糖/着色料(果実野菜濃縮汁)、香料 |
内容量 | 113g(パウチ)、226g(パウチ)、383g(瓶) |
賞味期限 | 製造日より2年(ガラス瓶)、1年(パウチ) |
保存方法 | 直射日光を避け常温保管 |
マラスキーノチェリー・ボルドー
ボルドータイプ製品は摘みたてのビングチェリーのジューシーさとプチッとした食感を再現し、濃い赤紫に輝く質感の高いマラスキーノチェリーに仕上げました。
枝を残したまま種を取っていますので、ジェラートやアイスクリーム、焼き菓子などのトッピングとして見た目の華やかさと風味を与えます。
原材料 | チェリー、砂糖/着色料(果実野菜濃縮汁)、酸味料(クエン酸)、香料 |
内容量 | 113g(パウチ)、226g(パウチ)、383g(瓶) |
賞味期限 | 製造日より2年(ガラス瓶)、1年(パウチ) |
保存方法 | 直射日光を避け常温保管 |