心臓の健康に貢献
ブルーベリーを日常的に食べると心筋梗塞のリスクが減少することや、発症後の心筋の炎症を抑制するなどダメージを抑える効果があることが判ってきています。
心筋梗塞などのダメージを抑える効果
ブルーベリーを多く含む食事を与えられたラットでは心筋梗塞などの虚血性心疾患のダメージを抑え、発症後の慢性心不全の進行を抑えることが判りました。
ブルーベリーに富んだ食事で心筋の炎症が抑制
虚血性心疾患(心筋梗塞など)を発症し、24時間経過したラットの心筋を比較してみると、ブルーベリーに富んだ食事を取ったラットの心筋では明らかに心筋の炎症が少なくなっています。写真中に見られる紫色の小さな点が白血球です。ブルーベリー食(Blueberry Diet)の方では明らかに白血球数が少なく、炎症が抑えられていることが判ります。
心筋梗塞のリスクが32%減少
少なくとも週に3食分のブルーベリーもしくはイチゴを摂取した女性は、ほとんど摂取しなかった女性よりも、心筋梗塞のリスクが32%低くなりました。アントシアニンに血管を拡張して、血管の硬化の進行を遅らせる効果があることが期待されています。
心筋梗塞のリスクを下げる効果
18年・9万人以上の女性を対象にした調査で、1週間あたりのブルーベリーの摂取量が増えるほど、心筋梗塞のリスクが下がることが示唆されました。