2021年アメリカ産ダークスイートチェリーは豊作の見通し

カリフォルニア州

カリフォルニア州チェリー諮問委員会(California Cherry Advisory Board)によるとカリフォルニア州のダークスイートチェリーは数量も品質も非常に良く、豊作となる見込みです。昨年の6万3000トンを大きく上回る8万トン程度になると見込まれています。これは史上最も豊作だった2017年の9万7000トン、2012年の9万5000トンに次ぐ3番目と予想されています。

アメリカ北西部(PMW)

オレゴン・ワシントン州の生産者団体(Northwest Cherry Growers Association)はラウンド1と呼ばれる1回目の予想を発表、ここ10年で3番目の豊作となる23-24万トン程度の収穫が見込めるとしています。ワシントン州では例年通りの収穫開始となる見込みで、最も早い地域で5月23日頃、最も遅い地域で6月15日頃、主要生産地域では6月1日頃に開始になる見込みです。

アメリカ北西部とカリフォルニア州を合わせた西海岸の生産量合計は32万トン程度と、2017年に次ぐ豊作年となることが期待されます。